週間GOMIニュース

 senzryが四代目zellyを襲名
 日本FPS界の伝統的な古武術流派であるGOMIが6日午前、同流派のsenzry氏が四代目zellyを襲名すると発表した。
 襲名はGOMIのスピリチュアルヒーラーで、永久名誉会長の江原啓之氏(44)の意向によるものと見られ、senzry氏の三年半に渡るGOMIでの活動が江原氏に高く評価されたようだ。
 
GOMI広報室によると襲名披露宴を行う予定はなく、大々的な告知活動等は行わない方針とのこと。
 以下襲名の件に関して
senzry氏のコメント▽
 「この度、四代目
zellyを襲名させていただくこととなり、大へん光栄です。このような名誉ある名前をいただけたのもGOMIの皆様並びに名誉会長のおかげです。名誉であるとともに大きな責任のある名前でもありますので、先代に恥じぬよう今まで以上に精進していく所存です

 解説
 
zellyFPSと日本の古武術を融合させたGOMI流の初代師範が名乗ったのが始まり。三代目はGOMI流を近代的に改革し、現在のクラン活動は三代目の提言によるものと言われる。

 
GOMI公式ブログの大人気コーナー「ロールシャッハテスト」二年の歴史に幕
 
GOMI公式ブログ「春不遠」のコーナーで人気を博した「ロールシャッハテスト」が最終回を迎えていたことがわかった。09年11月のGOMI公式サイト「千の風」リニューアルと同時に始まった同コーナーは大人気投稿コーナーの中でも特に人気が高いコーナーとして知られ、突然の終了にファンの間からは戸惑う声も上がる。
 「春不遠」のファンという武蔵野市に住む会社員の女性(23)は「大好きだったコーナーだけにとても残念。最近、更新自体も年に数えるほどしかなかったのでなおさら・・・・」と寂しげに語った。
 突然の終了は公式ブログに寄せられた精神医療関係者と名乗るユーザーのコメントが原因と見られ、専門家のユーザーのコメントとは言え1コメントだけで大人気コーナーを終了させることには議論が巻き起こっている。
 精神医療患者の支援活動を行っているNPO法人「精神医療福祉ネットワーク」代表の西湖氏は次のように語った。
 「デリケートな問題である精神医療をブログのネタにするのは精神科医や患者などの関係者から見れば不快極まりなく、言語道断だ。(寄せられた)コメントにもあるようにロールシャッハの図版を公開するのが、そもそも大問題。ブログとは言えアクセス数があれば社会的影響は計り知れない。コーナーの終了は当然」
 一方、インターネット問題に詳しい在宅ジャーナリストの小森杉太郎氏は次のように憤る。
 「『春不遠』は大人気ブログ。コーナーの終了がユーザーの意見を聴かずに運営者の独断で決められたことが問題だ。ブログという双方向メディアの利点を生かし活発な議論の場にすべきだった。終了はそれからでも遅くない。またロールシャッハテストの図版は検索サイトで画像検索をすればいくらでも出てくるものであり、精神医療関係者なる人物に人気ブログが狙い打ちにされたような怖さを感じる。ネットでの自由な言論活動を封じようとする反日勢力の・・・(省略)」
 すでに運営側はコーナーの終了を決定しており、関係者は「現在は投稿を受け付けていない。(コーナーの再開は)ないと思っていい」と述べた。
 尚、運営側は「ロールシャッハテスト」以外のコーナーは今後とも継続していく方針とのコメントを発表している。

 資料
 ・「春不遠」に寄せられた精神医療関係者を名乗るユーザーのコメント
 
ロールシャッハテストの図版は公開されるとテストとしての機能がとても損なわれてしまうので、ロールシャッハのコーナーを削除していただければと思います。精神医療関係者も、それを頼ってテストを受ける側も、事前に図版を目にすることは不利益が大きいのです。人気のコーナーのようですが、なおさら損失が 大きいように感じました。よろしくお願いします。

 
senzryさん三ヶ月ぶりにFPSをプレイか
 引退も囁かれ一時行方不明となっていたカリスマ
FPSプレイヤーのsenzryさんとみられる人物が、今日未明バトルフィールド3を元気にプレイしているという情報が編集部に寄せられた。
 
senzryさんは今年8月頃から公の場に姿を見せなくなり、引退説やテレポート説などが流れていた。
 
senzryさんのことをよく知る男性は「最近パソコンを新しくしたようだし、Youtubeやニコニコ動画で違法にアップロードされたバラエティ番組や映画を見ては『けしからん、ほんまこつけしからんばい』と言う趣味にも飽きてきたのでは」と話す。
 寄せられた情報が事実であれば、実に三ヶ月ぶりの
FPSプレイということになり、senzryさんのFPSスキルの低下が懸念される。
 
senzryさんの復帰ということになれば、更新が停滞していた公式ブログにて何らかの発表があるかもしれない。GOMI公式ブログ『春不遠』の更新が気になるところだ。

GOMI公式ブログはhttp://blog.gomibukuro.org

続きに投稿紹介

GOMIの上にも三年

 気の利いたことを書きたい。
 GOMIが、設立から三年を迎えたからだ。
 めでたいのか。めでたくないのか。どーでもいいのか。どーでもよくないことなのか。
 それはわからないが、とりあえず何かもっともらしいことでも書いておこう、と思い立って書き始めてみた。が、気の利いた言葉がなかなか出てこない。逆立ちすれば出てくるかな、なんて幼稚なことをよぎらせてはみたけど、もう何年も逆立ちしていないことに気づくだけだ。 
 
 さて、困った。何て書こうか。無難に、GOMIが三周年を迎えたのは皆様のおかげです的なことでも書こうか。でも、そんなの前にも書いた気がするし、今さら言うのも気が引ける。
 そもそも、三年経ったからといって、いちいち意識する必要なんてないんじゃないか。いちいち意識して、感慨深げにするのって、ホントは気持ち悪いんじゃないか。
 「あっそ、フーン。だから?」
 みたいにして
 「俺ってクールだろ?そんなの気にしないんだぜ」
 とか言って前髪かきあげながら、春の夜風に吹かれているほうが・・・・・余計気持ち悪いか。
 
 考えてみれば、GOMIはよく続いている。僕が言うのもおかしいかもしれないけど、それなりに上手くいっていると思う。三人よれば派閥ができる、なんて言われるが、GOMIに派閥なんてない。
 もしかしたら僕の知らないところで不満が燻っていて、気が付いたらどこかの国みたく大規模なデモに発展してしまうことだってあるかもしれない。それは否定できないが、あまり考えられない。
 何故だろう。何故、三年続き、大きな問題が起きることもなく、ここまで来られたのか。(良弁事件とかちいせぇ、ちいせぇ)
 それは、やっぱり僕がカリスマ的なリーダーシップを発揮して来たからに違いない。僕が人間としての魅力に満ち溢れているからに違いない。僕が皆から愛されているからに違いない。僕が・・・・ふう、やめよう。そんな自信ない。(こういう書き方ってイヤらしい。そしてわざわざカッコ書きでイヤらしいと書くのもイヤらしい)
 
 ともかくGOMIは設立から三年を迎えた。正直、こんなに続くとは思わなかった。いや、たとえ続いたとしても、僕が居続けることはできないと思っていた。だけど、不思議なことにGOMIは今もあり、僕はまだGOMIにいる。
 これから先、どう流れていくのかはわからない。あっけなく終わってしまうような気もする。でも、三年続けることができた。だから、せめて気の利いたことを書いておきたい。

*続きにあとがきと投稿紹介があります
  

公式twitter開始のお知らせ

 僕もとうとう、とうとうです。つぶやきの波に乗ってしまいました。ホントは乗るつもりなかったんです。巷で流行っていることは知っていたのですが「自分だけはクール」的な風を吹かして気にはなりつつも横目でチラリと眺めているだけでした。猫も杓子もtwitterかよ!なんて吐き捨てたりとかして。なにぶん気持ちだけは十四歳の少年なもんで・・・。
 そんな僕もさすがにこの波には抗えなくなってきました。自分だけはクール砦も守れなくなってきました。気がつけば周り中が、つぶやきまくってるんですから!これはもうつぶやきの津波です。つぶやきのビッグウェーブ!
 いや、僕も渋谷辺りにたむろしている、ものすごく楽しいことをいっぱい知ってますみたいな顔して、何があったのかギャハハと笑い声を上げたりしている若い男女の集団(つまり僕の天敵)がしてるぶんには「バカなやつらめ、フフン」で済ませられたわけです。「あいつらはバカで自分は賢いの法則」を持ち出して心の平安を守ることだってできたはずなんです。
 ところがです。百歩譲っても、僕より百倍は頭いいだろうな、と思う著名人たちまでつぶやいてるんです。ついーとしてるんです。それだけではありません。職場でも携帯端末を使ってつぶやいてる人がいて、暇を見つけてはついーとしてるんです。それも一人二人ではありません。調査していないので正確な人数はわかりませんが、おそらくは僕以外の人間すべてがついーとしてるんじゃないでしょうか、たぶん。「twitter?やってないよ」とか言う人間は、周りの人間には知られたくないことを密かにつぶやいてるだけで、ほんとはついーとしてるんです。「王様の耳はロバの耳!!」とかって。
 こうなってくると怖くなってきたんです。つぶやく、というのは悪口とか陰口とか・・・そういったマイナス方向の話をするときに使う表現でしょう。元々あまりいいことではないんです。それをみんながしているなんて・・・。誰かがどこかで、まだtwitterに参加していない人たちのことを悪く言っているに違いない、そう思えてくるんです。まだtwitterに参加していない人。まだ参加していない人。参加していない・・・・僕だ!そ、その、つ、つまり・・・・ぼ、僕は・・・・止まれ!
 まあそういう妄想は止めにしてですね、ひとつ僕もはじめてみようと思いました。やっぱり情報伝達の手段としてはブログより簡易ですし、気楽ですから。
 ということで、タイトルにもありますようにGOMI公式twitterを開始しました。ただ、つぶやきを始めるにあたっては、いくつかの決まりを自らに科したいと思います。あくまでGOMIの公式twitterであって、僕の個人twitterではないわけです。ですので、このブログのように僕の中の十四歳の少年を暴走させてはならないんです。
 つぶやきの決まり
一、自分の内面の感情をつぶやいたりしない
一、気に入ったコミックのセリフをつぶやいたりしない
一、同じく森田童子の唄をつぶやいたりしない
一、恨み、辛み、僻みをつぶやいたりしない
一、以上を踏まえ、あくまでGOMIの公式twitterであることに留意すること
 上記の決まりを守って、GOMI公式twitterを開始します。皆様にホットなGOMI情報をお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いします。
 GOMI公式twitterはコチラ↓
 http://twitter.com/clan_GOMI

あけおめ!

 春不遠をご覧の皆様、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
 あ、これは時候の挨拶であって、挨拶以上の意味合いはないです。別に皆様の私生活を詮索してやろう、暴いてやろう、暴き立ててウィキリークスで公開してやろう、みたいなつもりで書いたわけではありません。というか、そんな妄想をする人はパラノイアです。
 僕は心身共に健康なんで、そんな妄想しないんですね。試しに訊かれたと仮定してみましょうか。
 「お正月はいかがお過ごしでしょうか?」
 「部屋の大掃除をしてますよ、ははは」
 ほら、健康的でしょう?だって、大掃除してんだもん。駅伝見ながらゴロゴロしたり、酒かっ食らったりしてないんだもん。健康的じゃん。
 浴室の落ちそうで落ちないけど頑張れば落ちるカビと格闘したり、冷蔵庫からミイラ化した大根やキャベツの芯を発掘したり、一年以上前の領収書や、保証期限がとっくにすぎてる保証書、なんに使うのかよくわからないけど「原発に使うものでないことだけは確かな何かの部品」をゴミ袋にぶち込んだりしているわけです。
 ピカピカになって、元の輝きを取り戻していく浴室、発掘作業が進み空間が広がっていく冷蔵庫、収集の日を待ちわびるゴミ袋たち・・・・。汚れが落とされ、整理されていく部屋を眺めていると、精神まで清められていくように感じます。滝に打たれながらお経を唱えるより、よっぽど効果があるんじゃないでしょうか。
 あ、滝に打たれながらお経を唱えることを否定しているわけではないので、熱心に滝に打たれている方や、そういったことを推奨されている方を馬鹿にしてやろう、コケにしてやろう、嘲笑の的にしてネット上で叩いてやろう、とかそんなつもりは一切ありません。一切ありませんので、滝に打たれお経を唱える関係の方が、ここをご覧になって、僕のいたらなさ故に気分を害されたとしても、あんまり怒んないでください。あんまり怒らずに、気分を鎮めてください。そのためには、滝に打たれてお経を唱えたりするのが効果的だと思います。
 ふう。新年早々、気を遣っちゃった。こんな寂れて、更新頻度もハレー彗星の周期並なブログを書くのに、各方面に気を遣う必要なんてあるのかな、とも思いますが、そこはその広いネットの世界です。何が起こるか、誰が見ているかわからないわけです。僕が気を遣うのも無理からぬ話なのです。決して僕がパラノイアだというわけではないんです。
 ただ新年の挨拶的なものを軽くしとこうかな、と書き始めただけです。ただ単に、あけおめ!ことよろ!みたいにしたかっただけです。ですから、タイトルもあけおめ!にしてみました。
 あ、最近けいおん!とか、よつばと!みたいな、ひらがな四文字にビックリマークを付けたタイトルの漫画が流行っているそうですが、その流行りに便乗するかたちで、あけおめ!なんてタイトルにしたわけではないです。ないんですが、結果的に便乗してるような感じになってしまっているので、もしかしたら僕の潜在意識の中で、便乗してやろう、そうしてやろう、柳の下のどじょうを狙ってやろう、みたいな気持ちがほんの僅かでもあったのかもしれません。あったのかもしれませんけど、意識的にしたわけではないんで、パクりだの、死ね、だのと言うのはやめてください。その辺は皆さん大人でしょうから、わかってください。
 なーんて書くと、パラノイアだ、この人パラノイアに違いない、と後ろ指差す人があらわれ初めるので、先に言っておきますが、僕はパラノイアではありません。だからパラノイアだと言って後ろ指差すのはやめてください。僕は、誰かにパラノイアだと言われて後ろ指を指されるなんて妄想はしてないんですから、僕はパラノイアじゃ・・・・ハッ!?

第二回オフ会レポート 大阪編

 エスカレーターは左側を開ける。串揚げのソース二度づけは死刑。話には必ずオチをつけなくてはいけない。

 東京モンが語る大阪のイメージだ。そして決まって、

 「文化が違うんだよ」

 と口を揃える。

 「大阪は外国だから」

 と言うものまでいる。眉につばをつけたくなる情報もあるが、やはり東京とは大なり小なり違いはあるのだろう。

 この夏、そんな大阪にてGOMIのオフ会が開かれた。夏風邪をこじらせた1objectを東京に残し、僕は単身、彼の地に赴いた。

 

 新大阪の改札を出るとすぐにエリスが迎えてくれた。

 大阪の地に足を着けるのは初めてだ。日本の外国とまで言われる地である。大阪ビギナーの僕には右も左もわからない。言葉も通じるのか不安であった。

 こんなときに頼れるのは何か。

 大阪を知り尽くし、舐めまわし、しゃぶり倒した船頭役が必要だ。

 それは誰か。まーきゅんしかいない。

 歩く大阪ウィキペディア。iphoneと呼ばれる未来の携帯端末を使いこなし、自家用セダンで縦横無尽に大阪市内を駆け巡る――

 ここまで頼れる船頭はそういない。彼のまたの名は浪速のイケメンである。

 

 エリスと二人、まーきゅんの車に乗り込んだ。

 「神、何が食べたいですか?」

 まーきゅんに訊かれ、僕は、

 「お好み焼き食べたい」

 まーきゅんのシナプスはすぐに目的地を探し当てたのか「食べたい」の「い」を言い終わるか、終わらないうちに車を走らせていた。

 

 ドラえもんのポケットには未来の道具が入っている。浪速のイケメンのポケットには何が入っているのか。iphoneである

 お好み焼き屋の前まで来たとき、まだ開店前であることがわかった。だが、まーきゅんは慌てない。

 華麗にズボンのポケットからiphoneを取り出すと、指一本で端末を操作しはじめた。

 こういったときどうすべきなのか。おとなしく開店を待つのが懸命なのか、あるいは別の店に移動するのがよいのか。

 まーきゅんの脳神経が、iphoneの情報端末と結び合わさり、最善の答えがはじき出される。結果、開店するまで、適当にぶらぶらするのが良いということがわかった。

 まーきゅんがiphoneで情報を収集し、的確な判断を下さなかったら、僕とエリスは大阪で遭難していたことだろう。

 浪速のイケメンにはiphoneがよく似合う。


 本場のお好み焼きに舌鼓を打った後、まーきゅんに連れられ、大阪城に行くことになった。

 夏の大阪城は蝉が鳴き、木々の葉が生い茂り、空はどこまでも高く、青かった。そして広い城内を歩くまーきゅんの姿は、まるで城主である。

 「余の城じゃ。苦しゅうないぞ」

 と言い出してもおかしくはない。何か粗相があれば、

 「ええい、頭が高いわ!」

 と一太刀で斬られても文句は言えない。そんな貫禄があった。

 浪速のイケメンにとって大阪城は庭なのだ。


 通天閣のメインは展望台ではない。その足元にある。

 大阪城を出た後、ボスケテと合流。四人となったGOMI一行は、まーきゅんの運転する車に乗り通天閣に向かった。大阪いうたら通天閣や、というノリだ。

 通天閣の足元まで来て、いざ上まで行こうとしたら一時間待ちと書いてあった。

 待とうか、どうしようか、と思案したが、「待つほどのものではない」という冷静な判断が二秒で下され、満場一致で可決された。あまり大きな声では言えないが、まーきゅんが言うには「のぼってもショボい」らしい。

 通天閣の足元一帯には串揚げ屋が並んでいる。おそらく「大阪串揚げ総連合」とかいう組織があって、その総本山が通天閣周辺なのではないだろうか。

 通天閣に上ることを断念したGOMI一行は、大阪いうたら通天閣や、というノリから大阪いうたら串揚げや、というノリにシフトしていた。

 

 豚、うずら、チーチク、生姜、からしれんこん・・・・。

 遠慮なんていらない。食べられるものになら、何でも串をぶっ刺し、衣をつけて揚げる。それが串揚げだ。

 ソースにじゃぶんと浸して食べる。二度づけはご法度だ。かつてソースの二度づけは、市中引き回しの上、打ち首になったらしい(ウソです)。

 気になったのは、生のキャベツが出されたことだ。生キャベツは適当な大きさにちぎってあった。

 京都ではぶぶ漬けが出されたら帰らなければならない、という伝統があるが、大阪ではぶぶ漬けの代わりに生キャベツなのだろうか。

 そんなことを考えていると、まーきゅんがキャベツをソースにつけてパリパリ食べ始めた。僕も真似してパリパリ。エリスもボスケテもパリパリ。

 よくわからないが、串揚げ屋に入るとキャベツがサービスされるようだ。

 串揚げ屋では飲んで食べた。全部まーきゅんの奢りだった。

 浪速のイケメンは身も心も太っ腹である。

 

 この日は一日まーきゅんのお世話になった。移動はまーきゅんが運転する車だったし、食事はすべてまーきゅんの奢りだった。

 最後は宿泊先のビジネスホテルまで、まーきゅんが送ってくれた。

 車から降りるとき、僕は手を振った。

 「まーきゅん、ありがとう」

 浪速のイケメンは夜の大阪に去っていった。


*京都編につづく・・・・


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