オフ会レポートその1

 年が明け新年を迎えました。西暦で言えば2009年から2010年になりましたが、新しくなったのはカレンダーだけで、去年までのことは忘れたくない出来事も消し去りたい瑕疵も、そのまま私の頭に残っています。

 昨年末、東京にてGOMIのオフ会を行いました。エリスが年末のコミケに合わせて東京に来ることになったので、それじゃ一緒にご飯でも食べようかという話から今回のオフ会は決まりました。
 私がGOMIを始めた頃は、何の活動予定もなくIRCで連絡を取り合うということすらなかったので、オフ会を行うとは思ってもいないことでした。それがいつ頃からでしょうか。エリスやたいつと話す内に、いつか会う日が来るのではないかと思うようになりました。
 いつか来ると思っていた日、その日の朝早く、私は東京駅で待つエリスに会うために「中央線上り快速東京行き」に乗りました。
 東京行きの電車にゆられながら、私は車窓に映る半透明の自分をぼんやり眺めていました。
 外の景色と重なって映るラクダ色のコートを着た男は、エリスがイメージする私なのだろうか。エリスの想像と現実にここにいる私とはどれほどの差があるのだろう。もし私がエレファント・マンならどう思われるのか。
 そんなことを考えている内に新宿、四ツ谷、御茶ノ水・・・・・・・気が付けば神田を過ぎ東京に着くころでした。
 
 東京駅に着きエリスに電話をかけると、八重洲北口で待っているとのことなので、そこに向かいました。
 東京駅というのはギリシア神話によれば、牛人ミノタウロスを閉じ込めるために大工ダイダロスが建造したという迷宮なので、地方から上京された方でなくとも迷うのは当たり前という構造になっています。
 しかし、ここで迷ってしまえば東京駅を彷徨う亡霊となってしまうので、八重洲北口を示す矢印を頼りに迷宮を進んでいきました。
 八重洲北口にたどり着くと、柱の前にそれらしき人が立っています。
 エリスに会うのは初めてですが、写真は見た事があるので、おぼろげながら風貌は掴んでいました。あそこにいるのがエリスのような気がする、だけど違うかもしれない。
 そう思いながら近付いてみると目と目が合いました。一瞬そらして辺りを見回しましたが、他にそれらしき人はいません。また目が合います。確認のため携帯を鳴らそうかとコートのポケットに手を入れましたが、なんだかそれは間抜けなので思い切って声を掛けました。
 「エリス?」
 「senzry様ですか」
 Dr.マンハッタンが言うところの熱力学的奇跡か、あるいは単なる偶然の積み重ねかはわかりませんが、こうしてエリスと会うことができました。
 
 まずは適当なところで落ち着いて何か食べることにしたのですが、時間が時間なだけにまだ店が開いていません。
 私があの辺の店はやってそうとか、あそこに行ってみようとか言って歩き回ってしまった為に駅の外にある喫茶店に落ち着くまでにずいぶんと歩いてしまいました。
 財布くらいしか持っていない私はいいのですが、重い旅の荷物を持ったまま歩くエリスにはつらかったのではないかと思います。もっと私がしゃきしゃきしていればと反省していますが、その後のことに比べれば、これはまだ小さい失敗かもしれません。

・・・・つづく

コメント
ゲヘー?
  • 1object
  • 2010/01/06 11:10 AM
続きまだぁ?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン
  • イケメン
  • 2010/01/10 3:25 AM
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